仲秋の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
先月申し上げました通り、今年のナントまぁ~セミナーは残念ながら開催中止とさせていただきました。
今回も先代所長大久保祐孝の「第1回大久保会計ナントまぁ~セミナー」でのご挨拶を掲載させていただきます。
何かのきっかけになれば幸いです。

今日はお忙しいところ、かくも盛大にお集まりいただきましてありがとうございます。
「前々からこういう催しを・・・」とお話を頂いていたんですが、なかなか踏み切れず、遅ればせながら第一回となりました。非常に遠いところからわざわざお越しいただきまして、本当にありがとうございます。
私共はよく植木屋さんということで、苗を植えて、それに水をやり、日を当て、肥やしを充てて、植木がすくすくすくすく大きくなると、なんとなく植木屋さん喜んじゃうと。まあそういうことで、私どもがマーケティングをお願いしている企業に何らかの形のサポートをして、その木がすくすくすくすくと大きくなってくる。それが楽しみで仕事をしている、そういうふうに思います。
ただ、この木が大きく伸びて、「この木がなんで伸びないんだろう・・・」。そういう時に、「何か、何か?」って問いかけながら持てる力を引き出すということも、お話の中にあるかと思います。いろいろと一人で悩むよりも、どんどんそういう所においで頂いて、語り合うことによって何か掴んで頂きたい、というふうに思います。
チャンスの女神は前髪がふさふさしていても、後ろの方はつるつるって禿げている。要するに、これぞと思う時に飛びかかって掴んでいく、前向きの姿勢でもってやっていく企業が、どうも私どもが見ていると伸びている企業です。もちろんファウルボールもあるし、デッドボールもあると思いますが、取りかからないことには、チャンスは掴めないというふうに感じます。
どうぞ、これは小さな機会かもしれませんが、皆さん、それなりにまず一歩踏み出していただいた、これを大事にして、「何かあの時から変わった」と将来振り返った時に言えるようなきっかけになれれば、私どもは、あぁよかったねぇと思います。どうぞ、こういうチャンスを前向きに捉えてお願いしたいと思います。
今日はまたビジャストさんにいろいろお忙しいところをおいでいただいて、非常に頭の痛い、人材の問題。そういう問題をどうこれからクリアしていくか、よく「お店は大きくなったんだけど、人は育たない」って、「空中分解しそうだ」と、そういう現場も私ども、拝見します。やはり企業は人材、人の問題が一番頭が痛いですが、これが経営上、一番大事なことかなあと、私どもひしひしと思います。どうぞ今日はそのへんの所を、十分噛みしめて何かモノにしていただくと、私どもはありがたいなと思います。この機会にどうぞ少しでもかじってください。