今年も1月10日に弊社の経営計画の発表をいたしました。
目まぐるしく変わる外部環境に対応すべく、私たちの価値について改めてお話をいたしました。

税理士事務所の「価値」とは・・・・・
 税理士事務所の価値とは、単なる税務申告や記帳代行といった事務的業務に留まらず、クライアントの事業や個人資産の発展を支援し、社会的な信頼を築く能力にあります。その価値を以下の観点から考えることができます。

1.専門的知識と信頼性
・税務・会計の専門知識:税務や会計のプロとして、正確かつ法令に基づいたアドバイスを提供することで、クライアントが安心して経営に集中できる環境を作る。
・法令遵守のサポート:税務申告の適正化や節税対策を通じて、クライアントが法令を守りながら最適な経営判断を下せるよう支援する。

2. 経営サポートとしての役割
・意思決定の支援:財務諸表やキャッシュフロー分析を通じ、経営者が正しい意思決定を行えるよう支援する。
・事業承継・相続支援:経営者や個人事業主の資産管理や次世代への引き継ぎをスムーズに進めるための具体的な計画を立案。

3. 付加価値の提供
・長期的な視点での提案:クライアントの現状だけでなく、将来を見据えた提案を行うことで、単なる「経費」ではなく「投資」として価値を感じさせる。
・問題解決型アプローチ:税務だけでなく、資金繰り、事業拡大、コスト削減、デジタルトランスフォーメーションなどの分野での提案を行い、クライアントの課題を解決。

4. 安心感と信頼の提供
・経営のパートナー:経営者にとって信頼できる相談相手となり、不安を軽減することで安心感を提供する。
・透明性と誠実さ:業務や報酬において透明性を保つことで、信頼関係を強化。

5. 社会的価値
・地域経済への貢献:地域の中小企業や個人事業主をサポートし、地域経済の発展に寄与する。
・公正な社会の構築:税制や会計の知識を通じ、公正で透明な社会の実現に貢献。

6. 顧客の成長支援
・経営の「伴走者」:クライアントの成功を共に目指す姿勢を示し、単なる「依頼先」ではなく「パートナー」としての役割を果たす。
・人的資本の育成:クライアント内での財務・会計知識の向上をサポートし、長期的な発展を助ける。

税理士事務所の価値を高めるために
・顧客目線の徹底: クライアントが何を求め、どのような結果を期待しているのかを深く理解する。
・技術革新の活用: クラウド会計やAIツールを活用して業務効率を向上させる。
・付加価値サービスの開発: 相続税対策、不動産活用、M&A支援など、専門性の高い分野でのサービスを提供する。

税理士事務所の価値は、単なる業務遂行ではなく、「顧客の課題を解決し、信頼を築き、共に成長する」ことに集約されます。この信念を基に行動することで、事務所の価値が真に発揮されます。

2025年もお客様の「最高のパートナー」であり続けることを追及してまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025年1月 
税理士法人オーケーパートナー
代表社員 大久保俊治