最近私共のお客様でも事業承継に関するご相談を多くいただくようになっております。
事業を売却するにも費用が掛かるため、過去には後継者不在のため廃業を選択される会社様も多くございました。
日本全体の企業数の減少に比例して、日本の経済力の低下が起こってきているということも事実であり、今後そのスピードは増してくると予想されております。
そのような状況を打開するために政府も様々な政策を展開しております。
その中の一つとして、事業承継やM&A(事業再編・事業統合等。経営資源を引き継いで行う創業を含む。)を契機とした経営革新等への挑戦や、M&Aによる経営資源の引継ぎを行おうとする中小企業者等を後押しするため、「事業承継・引継ぎ補助金」による支援を実施しております。

「経営革新型」と「専門家活用型」の2つがございますが、「専門家活用型」は下記のような概要となっております。
「概要」

・補助率:2/3 補助上限:400万円(上乗せ額:200万円)
M&Aによる経営資源の引継ぎを支援するため、M&Aに係る専門家等の活用費用を補助します。
補助対象経費:M&A支援業者に支払う手数料、デューデリジェンス(対象会社の価値やリスクを調査・査定する作業)にかかる専門家費用 等

・支援対象者は?
M&Aにより経営資源を他者から引継ぐ、あるいは他者に引継ぐ予定の中小企業・小規模事業者(個人事業主を含む。)
このような方におすすめいたします。
「M&Aの成約に向けて取組を進めている方」
「M&Aに着手しようと考えている方」

M&Aはタイミングですので急に話が進むこともございます。まだ、具体的な話がなくとも申請をしておくことで補助金の受給の可能性を残すことができます。
私共でも支援の実績がございますので、少しでもお考えがある社長様は一度ご相談いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。