【セミナータイトルの決定方法について】
10月8日(火)に開催されます「第16回ナントまぁ~セミナー」の実行委員会で今年の大テーマは「改革」となりました。
毎年セミナータイトルについてはこの大テーマから連想するようなネーミングを全員が出してもらい、その後の全体会議で各自1票ずつ投票してもらい一番票の集まったタイトルがその年のセミナータイトルとして決定します。
【セミナータイトル「元号と一緒に社内も一新!~令和で考える働き方・かかわり方~」について】
7月の全体会議で決定したセミナータイトル「元号と一緒に社内も一新!~令和で考える働き方・かかわり方~」はなかなか深いネーミングだと思っています。
今年は「働き方改革」という言葉がキーワードになっております。社長様とも「有休取得・時間外労働の上限規制など労働時間が短くなることにより、売上が減少する危険性が・・・」という話題が多くなってまいりました。
身近なところでは企業経営において悪影響ばかりが目に付く印象があり、「なぜこのような改革をしているのだろう」と思われる方も多くいらっしゃいます。
厚生労働省の「働き方改革」の定義は「働く人々が、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を自分で選択できるようにするための改革」だそうです。
日本の大きな問題としては「今後訪れる労働人口の減少」です。その問題をクリアするためには「1億総活躍社会」の実現が必要であり、その実現のために掲げられた3つの柱
1.働き手を増やす
2.出生率の上昇
3.労働生産性の向上
があります。
実はこの3つの柱を実現するための課題として
1.長時間労働の改善
2.非正規と正社員の格差是正
3.労働人口不足(高齢者の就労促進)
があります。
「長時間労働の解消」だけが先走っている印象がありますが、それは部分であって全体ではないということです。
「働き手をどう増やすか」「労働生産性をどう上げるか」などの人との「かかわり方」について同時並行で取り組んでいくことにより、本当の意味での「働き方改革」になってきます。
なかなか難しい課題ではありますが、セミナータイトルの通りどのような「かかわり方」がよいのか考えてみたいと思います。