2026年8月14日
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税務・会計のこと
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「新事業進出・ものづくり商業サービス補助金」の第1回公募が始まりました。新製品・新サービスの開発や新市場への進出など、新たな事業展開を検討している中小企業にとって注目の制度です。最大9,000万円という大型の補助上限額に加え、幅広い業種が対象となる点も見逃せません。
本記事では、制度の概要と活用のポイントを、わかりやすく解説します。
第1章|新事業進出・ものづくり商業サービス補助金とは
本補助金は、新たな価値を生み出す取組を支援する補助金で、目的に応じて3つの枠が用意されています。
| 項目 | 革新的新製品・サービス枠 | 新事業進出枠 | グローバル枠 |
| 補助対象事業 | 革新的な新製品・新サービス開発の取組を支援します。 | 既存事業とは異なる新市場・高付加価値事業への進出を支援します。 | 海外市場開拓(輸出)に向けた、国内の輸出体制強化の取組を支援します。 |
| 補助上限額 | 最大3,500万円(従業員規模・要件により異なる) | 最大9,000万円(従業員規模・要件により異なる) | 最大9,000万円(従業員規模・要件により異なる) |
| 補助率 | 中小企業1/2(2/3)、小規模2/3(要件により異なる) | 中小企業1/2(2/3)(要件により異なる) | 中小企業2/3 |
第2章|対象となる業種
本補助金は、製造業だけでなく、建設業、運輸業、卸売業、小売業、サービス業、旅館業、ソフトウェア業など、幅広い業種の中小企業等が対象です。ただし、業種ごとに資本金または常勤従業員数の基準があります。
| 主な業種 | 資本金 | 常勤従業員数 |
| 製造業・建設業・運輸業 | 3億円以下 | 300人以下 |
| 卸売業 | 1億円以下 | 100人以下 |
| サービス業 | 5,000万円以下 | 100人以下 |
| 小売業 | 5,000万円以下 | 50人以下 |
※ソフトウェア業、旅館業などは別基準があります。対象可否は公募要領で確認しましょう。
第3章|活用イメージと注意点
この補助金は、「新しいことに挑戦したい」というだけではなく、制度上の要件に合う取組であることが重要です。ここでは、枠ごとの活用イメージと注意点を整理します。
例1:革新的新製品・サービス枠
活用事例
- 製造業が、従来の加工技術を応用して新たな医療・介護向け部品を開発し、量産に必要な機械装置を導入する。
- サービス業が、独自ノウハウをシステム化し、顧客がオンラインで利用できる新サービスを開発する。
注意点
- 単なる設備更新や、既存の生産工程を効率化するだけでは対象外です。
- 既に広く普及している製品・サービスの開発も対象外の可能性があります。
例2:新事業進出枠
活用事例
- 部品メーカーが、既存の自動車部品製造で培った技術を活かし、ロボット産業向けの新部品を製造するための設備を導入する。
- 食品製造業が、既存の商品とは異なる高齢者・介護施設向け食品を開発し、新たな製造ラインを導入する。
注意点
- 既存商品の単なる増産や、再製造は対象外の可能性があります。
- 「新製品・新サービス」と「新市場」の両方を整理しておくことが大切です。
第4章|第1回公募スケジュール
第1回公募は、以下のスケジュールで予定されています。申請受付から応募締切までの期間は限られているため、早めの準備が肝心です。
| 区分 | 日程 |
| 公募開始 | 2026年6月29日(月) |
| 申請受付 | 2026年9月30日(水) |
| 応募締切 | 2026年10月30日(金)18:00厳守 |
| 採択発表 | 2027年1月(予定) |
まとめ・ご相談案内
新事業進出・ものづくり商業サービス補助金は、新製品開発や新市場進出などの挑戦を後押しする制度です。自社の取組が対象になるか、早めに確認し、事業計画づくりを進めましょう。
「自社の取組がどの枠に該当するか知りたい」「事業計画書の作成を手伝ってほしい」「応募締切までに準備を間に合わせたい」
まずはお気軽にお問い合わせください。自社で使える制度がないか、一緒に確認していきましょう。