日本商工会議所は6月5日、2024年4月時点の中小企業の賃上げ状況に関する調査を発表しました。23年4月と比べた正社員の賃上げ率は加重平均で3.62%でした。日商は中小企業に賃上げの動きが広がっていると分析するものの、大企業とはなお差がみられるようです。

従業員が20人以下の企業では賃上げ率が3.34%だったそうです。賃金を下げたのは全体の5.2%にとどまりました。

賃上げ率を業種別でみると小売業(4.01%)や情報通信・情報サービス業(3.69%)が高く、運輸業(2.52%)と医療・介護・看護業(2.19%)の伸び率は限定的だったようです。運賃や医療費などの価格が固定的で、賃上げの原資を捻出するのが難しい場合が多いとのことです。

賃上げもしたいが、原資がなければ・・・と嘆かれる社長様もいらっしゃいます。
価格に転嫁したいがそう簡単にはいきません。なにかないか・・・と考えて一助になるのが「助成金・補助金」です。

例えば同封させていただきました「業務改善助成金」は、事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を30円以上引き上げ、生産性向上に資する設備投資等を行った場合に、その設備投資等にかかった費用の一部を助成する制度です。
一例をあげますと

とはいっても、補助金・助成金は数多くあるため、我が社はどのような補助金・助成金が対象になりそうなのか調べるのも大変かと思います。
弊社は補助金・助成金の専門家と連携しております。今回同封した「貴社で受けられる補助金等を簡易診断してみませんか?」のアンケートのお答えいただけますと、専門家と連携して受けられる補助金等をお調べしてサポートさせていただきます。お気軽にご相談くださいませ。

業務改善助成金

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