先日、私が所属しております会の企画で駒澤大学陸上部総監督の大八木弘明様にご講演をしていただきました。
大八木総監督は駒澤大学駅伝部を鍛え上げ、「平成の常勝軍団」と言われるまでにした名指導者ですが、2008年の箱根駅伝優勝後、13年間勝てない時代がありました。

著書『必ずできる、もっとできる。』でも書かれておりますが、
「これぐらいでいいだろうという安定思考」
「動かない自分。選手に見抜かれたやる気」
が勝てなくなった理由としてあげられております。
その中で今の若者に響くよう、大八木総監督の指導方法も変化させたそうです。

「男だろ!」のトップダウン的な印象の強い指導方法から、選手ともよくコミュニケーションをとり、体の状態を確認しながら効果的な練習方法を考えていくきめ細やかな指導方法に変えていったことで「令和の常勝軍団」となったとのことでした。
大八木総監督が今のような指導方法に変えたのは60歳を過ぎてからというのも驚きました。
ご講演以外でも控室でいろいろとお話をお聞きすることができ、大変勉強になりました。
著書『必ずできる、もっとできる。』はお薦めの書籍です。